2024年 06月 03日
増える腫瘍もあれば、小さくなる腫瘍もある。
胸に4つと甲状腺に1つある腫瘍の定期検診の結果が出ました。
■胸の4つの腫瘍のうち、一つが大幅に縮小する
■甲状腺に腫瘍がひとつ増える
■甲状腺ホルモンは異常は無し
胸の腫瘍の一番大きな腫瘍が、なんと15センチ程あったものが7センチにまで小さくなっていました。この腫瘍は、コロナワクチンの3回目の接種のあとに出来て、腫れと激しい痛みをずっと伴っていた腫瘍です。下着が当たる場所という事もあって、本当に辛かったので、小さくなってとても嬉しい。癌の後遺症に気を取られていた事もあって、胸の腫瘍の痛みも腫れも最近気になっていなかったのは、小さくなっていたからだったようです。残る3つの腫瘍は、特に変わらず。腫瘍が小さくなった理由は、先生も分からないと言っていました。もし、自分なりに励んでいる食療法の効果が出て腫瘍が小さくなったのなら…じんわりと胸と目頭が熱くなりました。(身体の不具合や痛みの中、手作りの食事で行っている食療法は、なかなかに大変で…相当の覚悟で始めないと、続かなったと思います。まだまだ道半ばではありますが、少しずつ自分がやって良かった食事方法や食事制限、食材についても、記事にしていけたらなと思います。)
甲状腺にある1センチ程の腫瘍は特に変わらずでしたが、新たに1つ5ミリ程の大きさの腫瘍が増えてしまいました。まだ小さいので、触っても、外見からも分かりません。万が一癌化してはいけないので、定期的に通院して今後どうするかを決めていく事となりました。
どちらも、嚢胞ではないのできちんと定期的に通院をする事が重要と言われました。良性でも腫瘍は腫瘍なので、嚢胞の様に放っていたら癌化してしまったという道を辿らない為に…とも。引き続き定期観察して行こうと思います。
これで、分かっている腫瘍だけでも合計6つとなりました。
コロナワクチンを打つまでは、一つも無かった腫瘍と癌。この2年で複数の腫瘍と癌が見つかりました。コロナワクチンとの関係をどうしても疑ってしまいます。同世代のの知人・友人の卵巣癌や乳がん、そして、腫瘍の併発のお知らせも、両手では足りない程になってきています。
甲状腺ホルモンの異常で、身体の痛みや不眠、不定愁訴の原因になっているかもしれない。または、橋本病、バセドウ病になっているかもしれない、との事で検査をしました。今回正常と分かったので、別の方面の検査に進む事になりました。次は、膠原病やリウマチの可能性から検査を進めて行きます。合わせて、卵巣欠落症の面からも…。
甲状腺の腫瘍マーカーのサイログブリンの値は、正常値をかなり今回上回っていたので、やっぱり腫瘍は腫瘍なんだな…という感想です。腫瘍マーカーは、癌のあるなしを意味するというよりは、腫瘍に対しての環境が整ってしまっているとか、良性でも悪性でも、腫瘍があれば高値を示したりするもののようです。
一度癌になると、今まで知る必要もない専門的な事も、患者自身が責任感を持って勉強をしないといけません。疑問を持ったら、自分から医者にアプローチをしないと、そのまま流れていってしまう事がほとんどだと感じています。サイログブリンの値については、ちょっと気になる所があるので、まずは自分なりに勉強をしてから、先生に質問してみようかと思います。
まだしばらく頻繁に通院が必要な日々が続きそうです。
2024年 05月 22日
術後七ヶ月が経ちました。

ここ最近は、夕日がとても綺麗です。昼間は暑くても、日の入りの6時半頃はとても気持ちの良いので、風に当たりつつ夕方もウォーキング。
この写真は、我が家の周りでは珍しく空が広く見える場所で撮りました。手の関節の痛みが強かったので、iphoneで気楽に撮った一枚です。
今日で癌の手術入院から退院して七ヶ月が経ちました。まだ半年ちょっとだなんて、驚きです。半年検診を終えて、今は細胞診の結果待ちと、身体の痛みの原因を探る為の通院をしながら療養しています。
自分が出来ることを続けつつ、その中での幸せは見逃さぬよう、感謝を忘れぬよう…。
2024年 05月 16日
初めての金継ぎ



じゃん♡
久しぶりにお気に入りの小鉢を使う事ができました。久しぶりの小鉢は、なんだかちょっとオシャレに生まれ変わってくれました。
金継ぎをしながら思った事…。割れたり欠けたりしたものは、以前の形に完璧に元通りにする事はできません。形あるものは、その使命を終えたら、消えてなくなります。でも、手を入れて、手をかけて、使命を全うするまで、新しく生き返らせる事が出来るのですね。
癌になって、臓器を失ったり、体力や頑張れるエネルギー量が減りました。未来に描いていたやりたかった事に、路線変更を余技なくされました。再発の不安も加わりました。それでも、自分の人生は死ぬまで続いていきます。
私のこれからの人生も、金継ぎのように新たな物を加えて、手を入れていこう…。今までとた違った形ではあるけれど、新たにスタートさせる為の準備期間が今なのかな…。と感じています。
物事が起こるには、必ず理由がある。自分に起こる事にも、きっと理由がある。
その理由は、きっといつか分かる時が来ると思っています。
歳を重ねていく事で、また欠けたり失ったりする事が増えると思います。歳を取れば取る程、増えていくと思っています。その度に、新しい風を入れたり、手を加えたりして、今までに感謝したいと思います。そして、何度も新しい自分になる事を繰り返しながら、残りの人生を送っていけたらと思います。こう思えるようになるまで、半年かかりました。今ももちろん、心が揺れたり、落ち込んだりもする事も多々あります。その度に、時間がかかっても、また立ち上がれたら…。
癌の後遺症で、手の関節の痛みやこわばりがあります。そのせいで手に力が入らず、派手に割ってしまったごはん茶碗があります。次は、そのお茶碗を金継ぎをして、新しく生まれ変わらせようと思います。
2024年 05月 12日
紫陽花が準備を始めたと思ったら…

2024年 05月 11日
wellk
なんと、デザートまで行ってしまいました。甘さ控えめのティラミス。かわいいストライプ。こちらも、おいしく完食です。(この日は、夕食は無し。)
癌になってからというもの、世界が二分されてしまった感覚をずっと感じています。うまく表現出来ないのですが、癌である私の世界と、それ以外の人の世界という感じになってしまって、とても孤独感に包まれていました。足下を見ると、足下を境に向こうは癌じゃない世界、そして、足下に線が引かれていて、こちらは癌である私の世界…という風に見えない境界線みたいなものを感じたりしていました。悪く捉えるつもりはないのに、何故か感じてしまう見えない線は、きっと自分が作った線なんだとも思います。
この日のこの外食の時間は、自分が癌だと言うことや、後遺症や不具合で苦しんで居る事も、全て忘れて楽しむ事が出来ました。
身体の事ももちろん大切なので、食事制限や腸の不具合を悪化させない食習慣はずっと続けるつもりです。でも、たまには、今回の様な、本来自分が好きだったカフェごはんや、おやつ時間も楽しもうと思いました。
しょっちゅうじゃなくても、自分が幸せを感じられる好きな事をする…。それは、とても大切な事だと思いました。
また、機会を見つけてお店に伺いたいと思います。
おいしいお食事をごちそうさまでした。素敵な空間、気持ちの良いサービスを、本当にありがとうございました。