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術後五ヶ月が経ちました。

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今日で、子宮体癌の手術をして、退院をして5ヶ月た経ちました。

術後3ヶ月くらいまでは、とにかく傷口の回復に注力し、外科的閉経と外科的更年期障害に慣れる3ヶ月。

その後、じわじわと卵巣欠落症や後遺症が出てきたので、今はそちらの対応策を構築しながら、癌の再発防止に努めています。後遺症に向き合って奔走していたので、今月はまだ術後5ヶ月しか経ってないのかと、時間の流れの感覚が不思議と遅く感じます。

今一番の困りごとは、腸の働きの不具合です。二ヶ月程本当に不調で困っていて大変だったのですが、色々試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返して、やっと良くなる兆しが見えてきました。出来れば薬に頼りたくない性分ですので、菌類とか、お茶や食べ物を色々試して、薬はどうしてもな時だけ、そいうスタンスで進めています。

思うように改善しなかったり、効果が得られなくて、心が折れて年甲斐もなく泣いたりもしていたんです。。。でも、弱々しくても、諦めが悪い所が自分の良い所でもあると信じて、地を這うように、しつこく努力しています。

子宮、卵巣、付属器を全摘したので、その臓器がもともとあったスペースに腸が重力で下がってきて、腸と腸のスペースが満員電車状態になりやすい。そうすると、腸の働きが悪く、痛みも生じてきます。進行すると、腸閉塞や癒着も起きてくるとの事。

腸に関しては、もう少し記録を取り、克服できたら記事にしたいと思います。
婦人科の臓器の摘出をした人の多くに起こる不具合なのに、実際に、癒着や腸閉塞が進まないと病院では何か対処してくれる訳では無く…。今の段階でかなり日常生活に支障がありますが、それでも、患者自身の努力に任されているという実感があります。

悪い所を取るだけではなく、癌を摘出した後の後遺症や症状と長く付き合うのも、癌の闘病のうちの一つなのだなと実感しています。(淡々と書いていますが、この後遺症と卵巣欠落症とのお付き合いがQOLを高く保つ鍵でもあり、ネックにもなっていると感じています。)

同じ癌で同じような後遺症と向き合っている人と話す機会があったらいいのになぁ、と思う今日この頃です。

初春の代表の水仙ももうすぐ終わりに近づいてきました。寒の戻りで、雨の中咲いていたのを撮影しました。雨に打たれてから、寒さが戻ると、花びらは透き通ります。綺麗な状態でのこの姿は、なかなか見る事が出来ない珍しい状態です。

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by mellow-stuff | 2024-03-21 22:53 | 子宮体癌 | Comments(0)