2024年 01月 08日
2024
能登半島地震により、被災された方々にお見舞申し上げます。
毎年、年末年始は、和の花活けの設えと共に過ごします。
南天は、「難を転じて福となす」という意味合いを持つ縁起木。
時は、江戸時代…
病気が全快した時に「難を転じて助かった」と幸運の印として、南天の葉をお赤飯の上に表向きに添えられていたという逸話があります。
わたくしも、5年後寛解を迎えることができたら、お赤飯を自分で炊き、南天の葉を添えたいものです。
日頃、洋の設えとして花を活ける事が多いのですが、やはり和の花活けは、気持ちが引き締まりますね。
切り戻しながら毎日活け直すその時間が、瞑想のようでもあり、心を「今、ここ」を意識させてくれる気がします。
色々な新しいものに目移りしていた当時は、それはそれはお作法も花の扱いもひどくて、目も当てられない恥ずかしいものでした。
年を重ねれば重ねるほど、華道の良さを再確認する事が多いので、今年は和の花活けも増やしていけたらいいなと思っています。
長くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
世界が優しく、皆が安心して生きていける事を、心より願っています。
2024年 1月8日
MELLOW STUFF
mii